転職するなら知っておくべきこと

がんセンターで働く看護師は勤務先によって立ち位置が変わるものもあるため、事前によく確認してから転職活動に臨むと良い。がんセンターの看護師の求人を探すためには、自分が就職したい形態を確認するところから始めることが大切だ。

まず、がんセンターで看護師として働く場合は、勤務形態が2種類に分けられていることを把握しておこう。がんセンターは公立病院として存在するものと、公立病院ではないものに分けられる。公立病院としてのがんセンターに勤務する場合は、そこに勤務する看護師は公務員として扱われる。一方公立病院でないがんセンター勤務では、非公務員として扱われる。中には県立のがんセンターであっても公立病院ではないがんセンターもあるため、これは事前にチェックする必要がある。

がんセンターの求人は、各センターのホームページに求人情報の掲載があればそれを確認するか、転職サイトを用いて検索する。一般的に公立病院のがんセンターは自社のホームページで求人を掲載しているケースが多い。転職活動の準備や採用試験対策など全て一人で行うのは大変だが、公務員として看護師に従事したいのであれば求人も自分で探してみよう。

一方、非公務員としての看護師は転職サイトに求人が掲載されるケースが多い。エージェントによる書類添削や面接対策など、転職サイトによってはサポートが充実しているため、転職活動に不慣れな方や非公務員としての勤務を希望する方はこちらを利用することをおすすめする。